CONVENTIONAL
在来工法
在来工法は、高温多湿の日本の風土に最も適し、長く引き継がれ発展してきました。
日本の一戸建て住宅において50%以上のシェアを誇っており、最もポピュラーな工法です。
土台・柱・梁(はり)・筋交い等で建物を組み立てる日本の伝統的な工法で、最近になって、更に柱や梁の部分の接合部に金物を使って高い強度を実現しており、現代の木造軸組工法(在来工法)が確立されたと言えます。
在来工法は、レイアウトの自由度が高く、狭い敷地や変形敷地、傾斜地や道路条件などに制約がある敷地といったさまざまな条件にも対応できるため、敷地をフル活用でき、間取りも構造の制約を受けにくいという利便性があります。
そのため、窓などの開口部をツーバイフォー、ツーバイシックスより広くとることができ、採光性に優れた居住空間をつくることが可能となります。また、家族構成・ライフスタイルの変化による室内レイアウトを手軽に再構築(増築・改築)することができます。